カップジェラート8個入りセット

手作りジェラートで地元を盛り上げる

2012年のオープン依頼、今なお人気の衰えることがない『戸出ジェラート』。始まりは店主が生まれ育った高岡市戸出へ戻ってきた際に感じた、町おこしへの強い想いから。「どうしたらもっと人を呼べるだろうか」と悩んだ末、当時北陸では珍しかった路面店のジェラート店をスタート。アクセスの要となるJR城端線、戸出駅のすぐ近くに店を構えた。少しずつ注目が集まり、今では地元の小学生から年配の方まで幅広い年齢層の人たちが訪れるお店となった。高岡だけではなく、富山県内の素材をふんだんに使用した手作りジェラートの評判を聞いて、市外や県外から訪れる人も少なくない。

店舗があるのはJR城端線・戸出駅の目の前
店舗では、シングルとダブル、コーンとカップからジェラートを選べる

高岡の牧場から届く豊かな味わい

季節のフルーツやフレーバーなど、お店には常時12種類ほどのジェラートが並ぶ。しっかりと美味しさが伝わるよう、抹茶やチョコなども濃いめを意識しているのがこだわりだ。なかでも不動の人気を誇るのは、ミルクの豊かな味わいを楽しめる「フレッシュミルク」。牛のことを第一に考えている地元高岡の牧場『clover farm』から届く、喉越しも良い搾りたての生乳を使っている。届いた生乳は低温殺菌した後に生クリームやグラニュー糖などを加え、1日熟成させて仕上げるまで全てお店で行う。どれだけ食べても飽きない爽快な甘みは、ダブルにして他のフレーバーとの組み合わせを楽しむのもおすすめ。

地元・高岡産の生乳を使う
「フレッシュミルク」は、低温殺菌後、生クリームやグラニュー糖などと混ぜ合わせる

地元の「惠み」を味わえるジェラート

ミルクだけではなく、戸出ジェラートのレパートリーには地元素材を活かしたものも多い。「梨ソルベ」では、富山市の特産品「呉羽梨」のなかでも果実味溢れるジューシーな「幸水」を使用。シャリッとする食感はそのままに、甘くて爽やかな味わいがダイレクトに伝わるジェラートとなっている。他にも「ぜひジェラートにしてみて欲しい」と、農家さんとの繋がりから生まれたものも。甘味の強い高岡市の「福岡産紅はるか」や、黒部産の海洋深層水を使った「富山湾の塩サイダー」など、その時季にしか味わえないジェラートとの出会いも楽しみたい。

ジェラートは常時12種類ほどを展開する
カップジェラートは8種類を用意

戸出を「街歩きを楽しむまち」へ

戸出ジェラートはジェラート店としてだけではなく、まちの魅力を伝える観光案内所としての役割も担っている。目印ともいえる店先の赤い暖簾に描かれているのは、高岡市にある赤レンガの銀行や歴史情緒を伝える建物。街並みをもっと楽しんでもらいという想いが込められている。店内には戸出の歴史散策マップなど、店を訪れた人がもっと気軽に散策を楽しめるような工夫も。もともと戸出の町を盛り上げたいという想いから始まった戸出ジェラート。「街歩きを楽しめるまち」へ、今後も更なる一歩を踏み出していく。

ジェラートだけでなく、マカロンも人気
高岡の町並みをイメージしたデザインのギフトボックス
テイクアウトでもイートインでも味わえる